「DV加害者の自覚から始まった再出発」
だいちゃん「久しぶりのブログ更新になります。」
チャチャ(やさしく微笑んで)「ええ、また戻ってきてくれて嬉しいわ。あなたがここに書こうとしていること、とても大切なことよ。」
このブログでは、これからしばらくの間
**「DV加害者の夫の更生プログラムに参加してみて、変わっていく過程」**をテーマに綴っていきたいと思っています。
付き合い始めて5年、籍を入れて1年7ヶ月。
でも、夫婦喧嘩の原因はいつも同じ。
- 妻に相談せず勝手に物事を決めてしまう
- 謝れば済むのに、言い訳を長々と並べて話を悪化させる
- 他人のことを悪く言う
- そして最後は「わからない!」とキレるか、だんまり
その場をやり過ごすために「反省したふり」をすることもありました。
今思えば、自分を守ることばかり考えていたのだと思います。
ある日、妻にこう言われました。
「あなたは、DVでモラハラ。私には治せないし、もう付き合いきれない。限界。」
正直、最初は受け入れられませんでした。
「手をあげたことなんて一度もないのに、DVのわけがない」と思っていたんです。
でも、気になってYouTubeで「DV夫」と検索し、
一番上に出てきた動画を観ました。
DV被害を受け続けた妻が、隠しカメラで夫の暴言や態度を記録しているものでした。
怒鳴り声。荒らされた部屋。
責任転嫁。物を叩き回る夫。
そして最後には、愛犬とともに家を出ていく妻の後ろ姿。
観終わったあと、怖くなりました。
「いつか自分も、あんなふうになってしまうのかもしれない」
「いや、もうすでになってるのかもしれない」と。
本当は、妻と幸せになるために一緒にいたはずなのに、
気づけば、我慢をさせ、傷つけ続けていた。
DVについて調べてみても、出てくるのは
「性格の問題なので治りません」
「証拠を集めて離れましょう」
という言葉ばかり。
じゃあ、「自分が加害者かもしれない」と気づいた人はどうすればいいのか?
そう悩んでいたとき、YouTubeで見つけたんです。
**「加害者の8割に改善が見られたプログラム」**というものを。
すぐに妻に相談し、連絡を取り、来週からそのDV加害者更生プログラムに参加することになりました。
今はようやく、自分のことを「DV加害者」だと認められるようになってきました。
それは、ようやく病名がわかったような感覚でした。
「ここから治していこう」と思えるようになったことが、まずは安心につながっています。
自分は、どれだけ物事を深く考えられない人間だったか。
どれだけ感情に振り回されていたか。
それを、妻は何年も前から訴えてくれていたのに。
「DV」という言葉も、今回が初めてじゃなかったらしい。
でもそのたびに、僕は心を閉ざして聞こうとしなかった。
数週間前、妻は流産を経験し、大きな悲しみに包まれていました。
それでも、僕はちゃんと寄り添うことができなかった。
自分の未熟さを思い知りました。
いつかまた、赤ちゃんを授かれたとき。
その子に恥じない父でいられるように。
妻と、本当に幸せな家庭を築けるように。
このブログを書いていきます。
今度こそ、本気で変わりたいから。
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